尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

「悩む」って何だい?

考えている時間=悩んでいる時間だろうか? 悩んでいる時間とは、何か現状に不満、問題があってそれを解決しようと頭を巡らせ、考えている状態である。 考えている状態は常にネガティブを抱えているか? しあわせな悩みというのがある。 良い牛肉を安く買えた…

夜長姫と耳男

「夜長姫と耳男」とは、坂口安吾の短編小説である。 孤独と銀杏BOYZと坂口安吾が重なり合った時間があった。大学2年生の頃だ。 それはもう陰鬱極まりない毎日で、ひとり酒を飲み煙草を喫い散らかし、キッチンの灰皿が毛利探偵事務所のそれになるまで音楽と文…

おうち時間

おうち時間、とはきもい言葉だが、今まで意識的に確保することのなかった家での時間という意味では、確かに今までなかった概念なので、時代に合わせて生まれたこの言葉は、他の何物でもない事柄を指す点において無下にできない正統な言葉だと思う。 もともと…

終わらせろ!

仕事をな。 おれは今やっている仕事にある程度目処が立たないと終業できない真面目なヤツである。 今の会社にもそういった真面目なところと学歴を買われて雇ってもらったところがあるだろう。主に学歴だろう。あとTOEICの点数。 仕事の目処が立つとは、今の…

10分日記 クリエイティビティについて

風呂に浸かっている10分間で書ける日記を書こう。という企画です。 語りえぬ想いが高まって、何か創造的なことをしたいと思い、Apple Pencilを持ち、絵を描こうとしても、何も描けない。ピアノを弾いてみても、弾けない。リズム感が死んでいる。 何かを写生…

フレディ ・マーキュリー、そんなにマッチョではない説

映画「ボヘミアン・ラプソディ」のブームがとっくに終わった今、この今、未だにフレディ・マーキュリーのことを考えている人間が、俺の他にいるだろうか。 あまりいないと思う。 フレディは、なんとなくマッチョなイメージがあるが、実はそんなにマッチョで…

こんにちは。 はるか空にボーイング。 今日は、終業後 何も書く気がなくなった。 おわり。

日曜日よりの使者って結局何者なの?

このまま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜どこか遠く〜〜(中略) 連れてって〜(中略) くれないか〜(中略) 君は〜(中略) 君こそは〜(中略) 日曜日〜(中略)よりの〜(中略) 使者〜〜〜〜〜〜 改めて聴くと、引っ張りすぎじゃない? 「日曜日よりの使者」を日曜日以外に聴い…

何にもないってことはないはずだ

毎日、24時間、欠かさず生きているわけだから、書くことが何もないってはずはない。 自分の生活は、時に満たされているような気がすることもあるが、基本的に空虚である。みんなそうである。みんなそうじゃないのは、ずっと満たされているか、ずっと空虚な人…

連れていっとくれ

空想の世界へ連れていってくれ。 転職をして以来、テレワークになったのはいいが、仕事をちゃんとしなくてはならないので大変である。 仕事を一生懸命しているが、本当は一生懸命したくないのである。 一生懸命する分にはいいと、人は言うかもしれないが、一…

あとがき

第一、私は文学部で日本文学を専攻していながら、小説というものがあまり好きではなかった。 物語世界がもたらす感情の揺らめき自体は、現実世界では体験し得ないものとして、価値あるものと思うし、好きである。 しかし、いかんせんまどろこしい。感情の揺…

スイス回想記

ちょうど3年前の今頃、私はスイスにいた。 荒野アイスランド旅行から帰って翌日の1/20日から28日まで、おおよそ1週間を過ごした。 出発の日は、アイスランドの激さむい日々と帰りの飛行機の無茶(ホステルのロビー泊および恒例の空港ダッシュ)(旅行にダッシュ…

モチベーショングラフ

今日、新入社員に向けた半年研修が行われた。 この時期は、新入社員の仕事に対するモチベーションが下がりがちらしく、そうした社員を元気付けて騙し、また奴隷のようにコキ使うことが目的であった。 研修にあたって、入社から現在までのモチベーションの変…

夏の憂鬱、冬の憂鬱

ぼくは年中陰鬱を抱えて生きている。 常に何かしらの不安やワダカマリに囚われ、気分上々↑↑のはじけ飛べファンキナイな心持ちで夜寝て朝起きたことなど久しくない。 寝る前、会社からの帰り道、シャンプーをしている時に、不安がぼくを襲う。 ぼくは思わず「…

「はじめてのおつかい」の涙

諸君は「はじめてのおつかい」を見ただろうか。「はじめてのおつかい」を見ただろう。 「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」と同等レベルに大衆泣かせるテレビ番組として名高い「はじめてのおつかい」である。 かく言う私も「はじめてのおつかい」を見て…

ひとづきあい

私は昔からスムーズな会話をする方法がよくわからないし、爆笑のトークもできないので、人付き合いが苦手であった。 かといって人が嫌いなわけではないので、できる限りは人に優しくしたいと思っているし、愛想笑いをする方である。 ある時期は、人付き合い…

仕事に対する考え方

人間、生きていくにはお金が要るので、誰もが何らかの形で仕事をしてお金を稼いでいる。 生きていくのにお金が要るということ自体、真理であるかは怪しいものだが、今は原理として受け止め、それに対して疑問を持つことはしないでおく。 仕事を人生の中心の…

感受性と人間模様

私は根暗なので、人間を苦手とする。 しかし、人間を苦手とする大多数の人がそうであるように、私もそれだけ人間を愛する。 私は特に複数人の人間を相手にするのが苦手だ。 それは私の声がこもりやすく、複数人を相手に発言すると無視されちゃうことがあると…

電子たばこの支配

バイト先にバッチャンという変なあだ名の男がいた。 彼は元ドカタでスニーカーオタクのバカ田大学生である。 バイト先は私含めバカ田大学の文学部生が多く、彼らは皆喫煙者であった。 バッチャンもその一人であったが、ある日から電子たばこを喫うようになっ…

旅行の価値

ニンテンドースイッチが欲しいと思った時、3万円するので高くて買えないと思う。 しかしその実、私たちは3万を遥かに凌いで高額な「家賃」を毎月バカのように払い続けている。 仮に家賃をひと月でも節約できたとしたら、ニンテンドースイッチと人をダメにす…

優柔不断のメカニズム

私は優柔不断である。 しかし、人のことをして優柔不断とカテゴライズすることは簡単である。 そもそも我々は、便利な言葉に甘えて物事の本質を問う姿勢を忘れがちではないか? なんだか物事をパッパと決められない人をして、「君は優柔不断だなあ!」と言う…

Yahooブログサービス終了に伴って

Yahooブログが今年をもってサービス終了するとのことだ。 他社ブログへの記事本文の移行は5月より可能になるらしいが、コメントは消えてしまうとのこと。 中学二年生の頃より続けてきたブログだけに寂しい。 とはいえ、Yahooブログで書いている著名人などノ…

TWILIGHT FLIGHT

妹が留学に旅立った。 見送りに、家族みんなで空港へ行った。 空港というのはなぜあんなに寂しいのか。 フライトの時間の18時頃には、空まで茜がかり、広すぎるロビーには人もまばらだった。 成田空港のヤバイのは、ロビーから手荷物検査をした後に通るガラ…

価値論

私が芸術家にアコガレている話は何回かここでも書いた。 アコガレというのは「そう成りたい」という欲求のことであるといって間違いでないが、その本質はもう少し複雑だと思う。 人が誰かに「アコガレる」時、その人はその誰かに「価値」を見出しているとい…

世代交代

最近アルバイト先に新しい人が増えた。 少し前からいる国際教養学部の後輩が国際教養学部的な人脈を発揮して連れてきた女の子二人である。 “国際教養学部的な”といってもオランダ人やスウェーデン人を連れてきたわけではない。 ジュン・ジャパニーズの女の子…

叫び方論(不自然について)

NHK番組、「こだわり人物伝」の松田優作編を観た。 改めて、「ブラック・レイン」における優作さんの演技は素晴らしい。 キャラクターに沿わせた演技でリアリティーを出すのは難しいと思う。 特に日本人は性質として感情表現が静かだし、身体を動かすのも下…

「ボヘミアン・ラプソディ」回想

伝説のバンド「Queen」の映画が昨年11月に公開された。 映画館で予告編を観たその瞬間から楽しみで仕方なくなり、公開日までの半年間ぐらいをQueenのみを聴いて過ごした。 結果、ボヘミアンラプソディーを空で歌えるようになり、胸毛が一回り濃くなった。(あ…

卒論アトガキ

何がしたいのか。 思うに、独自の実感に飢えているのだ。 ひとまず卒論を書き終えた。4万字というボーダーは苦痛だったが、案外楽しく書いていた。 私の卒論がひどい出来に見えるのは、論証に対する丁寧な姿勢と体系的な構成を組む能力の欠如、つまり怠惰ゆ…

熊のおじさん

最近お父さんがノスタルジーを持て余して昔の写真を発掘しては家族LINEに連載している。 小学生ぐらいの私を見ると、目が大きくて表情も豊か、光GENJIか?と見紛うほどの美少年である。 しかし中学生ぐらいからショボショボと目が細まっていき、髪型はダサく…

山登りの意図

秋晴れ爽やかな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。 私はソロソロ卒論に取り掛からなければなりません。 今日は久しぶりに大学へ行きました。 思えば大学二年生の頃以来、マトモに勉強ということをしていなかったので、懐かしい気持ちになりました。 この…