尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

世代交代

最近アルバイト先に新しい人が増えた。

少し前からいる国際教養学部の後輩が国際教養学部的な人脈を発揮して連れてきた女の子二人である。

国際教養学部的な”といってもオランダ人やスウェーデン人を連れてきたわけではない。

ジュン・ジャパニーズの女の子である。

しかし彼女らをそう形容するのは、もともといるアルバイトの多くと彼女らを比較した時にそのような差異性の指摘が可能だからである。



太古の昔から我々のバイト先は根暗が働く職場であった。

現在、バイト先では社員も含めて私が一番の古株である。

故に、私がそうした根暗の創始者であるということができる。

その根暗伝説は、私が快適なバイト環境を整えるべく、友人の深石くんをバイト先に紹介したことから始まる。

深石くんは高い服や高いオタクグッズを買ってばかりいるアニソン音楽DJである。彼はアホでヒマなので週5でシフトを出し、瞬く間にバイトリーダーとなった。

当の私は連勤を嫌って週3以上のシフトを出すことがないまま留学へ旅立った。

その間も深石くんは立派にバイトリーダーの職務を全うし、再び会う頃には松田優作みたいなロン毛のパーマ頭になっていた。

深石くんが大学を卒業して坊主頭になりバイト先に来なくなってから、再びバイトのモチベーションを失った私は今度は同じく大学の友人である山田を紹介した。

これも金なし貧乏のアホだったので、週5でシフトを出して瞬く間にバイトリーダーを継ぐ者となった。

私はずっといるのになぜかバイトリーダーを任されることはなかった。これは何者かの陰謀というより他ない。

それでも平日夕方から夜だけの固定シフトでそこそこ稼ぎが良く、ゆるい雰囲気で知り合いもいるバイト先は居心地が良かった。

社員より長くいるとなれば何をしても怒られないので、バイト先でウンチを漏らしたこともある。

しかしここ最近、楽園を脅かす勢力が台頭し出した。国際教養学部勢である。

今までは、一番長くいる私の紹介から派生した人材しか紹介でやってこなかったので、必然的に根暗のココロを持った人しかいなかった。

しかし彼らは根暗のココロを持たない。彼らは誰にでも優しく、ジョークが愉快である。

陰湿な文学部の男たちはやがて排除され、バイト先の雰囲気も一転明るく爽やかなものになってしまうだろう。

そうなる前に逃げ出さなくては。Just gotta get out, just gotta get right outta here~♪

デンデデンデデンデデレデ デンデデンデデンデデレデ

Oh yeah Oh yeah
Nothing really matters~ Anyone can see~♪
ここは英語塾なのだから.....

ジョワーーーーーーーン(ドラの音)


バイトをするなら、もっと面白い仕事をすべきだったと思う。事務仕事はつまらない根暗な仕事だ。