尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

2018-01-01から1年間の記事一覧

卒論アトガキ

何がしたいのか。 思うに、独自の実感に飢えているのだ。 ひとまず卒論を書き終えた。4万字というボーダーは苦痛だったが、案外楽しく書いていた。 私の卒論がひどい出来に見えるのは、論証に対する丁寧な姿勢と体系的な構成を組む能力の欠如、つまり怠惰ゆ…

熊のおじさん

最近お父さんがノスタルジーを持て余して昔の写真を発掘しては家族LINEに連載している。 小学生ぐらいの私を見ると、目が大きくて表情も豊か、光GENJIか?と見紛うほどの美少年である。 しかし中学生ぐらいからショボショボと目が細まっていき、髪型はダサく…

山登りの意図

秋晴れ爽やかな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。 私はソロソロ卒論に取り掛からなければなりません。 今日は久しぶりに大学へ行きました。 思えば大学二年生の頃以来、マトモに勉強ということをしていなかったので、懐かしい気持ちになりました。 この…

ハードボイルド

ルパン3世はハードボイルドな男である。 アニメキャラにもかかわらずチクチクの体毛が描かれているのが男らしくて良い。 ハードボイルドな男はカッコいい。 それは、自分が誇りに思う姿に向かって正直にそうあろうとするからであり、またそれだけの実力が伴…

ボヘミアン・ラプソディー

アイルランドにて一年前の大晦日、おれはひとりだったので、寂しさのあまりシコタマ発泡酒を飲んで過ごした。 TVではQueenのライブをやっていた。 そして今、午前4時、早稲田の角部屋の両窓から爆音のボヘミアンラプソディーを出力している。 音楽に感情を乗…

就活やばお

諸君、「河童のクゥと夏休み」を観ただろうか。恐ろしいお話である。 あの映画がなつかしく感じる時期は危険である。人間への嫌悪が高まっているサインである。 「イントゥザワイルド」を半泣きで観た後3日寝込んだりするようになったらもう手遅れ、厭世のあ…

6月26日(内定なし)

就活は恐ろしいものである。 諸君、「何者」は観ただろうか。恐ろしいものである。 特に我々のような、アンチ・ソーシャルを極める者にとって、就活はもはや怪獣である。 内定を勝ち取った同級生が全員ウルトラマンに見える。 シュワッチ!彼らは赤と銀のパ…

卒業文集

このあいだ帰省した時に、卒業文集を読み返した。 就活の自己分析の足しになるかと思ってのことである。 小学校編を読んでわかることは、私が結構クソガキだったことだった。 おもしろフラッシュゲーム「マッチョでポン」にハマっていた当時のマイブームから…

髪型記

男の一番のオシャレは筋肉である。これは周知の事実だ。 女の子が化粧によって全員美少女になるように、男は筋肉を増量することによって全員ハンサムになる。 よって筋肉を鍛えない男は常時すっぴんでいる女の子と変わらない。 常時すっぴんでいる女の子には…

日暮

おはよう、世(よ)。 高校2年生の時に学校を辞めて以来、ひたすらに社会に背を向け心のうちに潜む様々な生易しいモノを弄んできた私だが、今一度世(よ)と対峙せざるを得ない時がきた。 就職活動である。 世(よ)は、ぼくたち日陰者に冷たい。 家の中でゴ…

卒論.docx

まえがき 私はこの大学4年間、何のためになるかもわからず文学を学んできたようだ。卒業論文を書くにあたって、せっかくなので大学生活を集大成するようなものを作りたいと思い、大学4年生21歳の現時点までで大学で学んで、わかったことと思うことを記録し…

ぜんぶ雪のせいだ。

筋トレ、山登り、スキー。これらは私の考える「三大不毛なスポーツ」である。 まず筋トレは言わずもがな、ただ重いものを持って(必要もないのに)闇雲に上げ下げし、ひたすら細胞を破壊することだけに努める不毛の権化みたいなスポーツである。 だいたいスポ…