尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

考えたことども

優柔不断のメカニズム

私は優柔不断である。 しかし、人のことをして優柔不断とカテゴライズすることは簡単である。 そもそも我々は、便利な言葉に甘えて物事の本質を問う姿勢を忘れがちではないか? なんだか物事をパッパと決められない人をして、「君は優柔不断だなあ!」と言う…

価値論

私が芸術家にアコガレている話は何回かここでも書いた。 アコガレというのは「そう成りたい」という欲求のことであるといって間違いでないが、その本質はもう少し複雑だと思う。 人が誰かに「アコガレる」時、その人はその誰かに「価値」を見出しているとい…

叫び方論(不自然について)

NHK番組、「こだわり人物伝」の松田優作編を観た。 改めて、「ブラック・レイン」における優作さんの演技は素晴らしい。 キャラクターに沿わせた演技でリアリティーを出すのは難しいと思う。 特に日本人は性質として感情表現が静かだし、身体を動かすのも下…

髪型記

男の一番のオシャレは筋肉である。これは周知の事実だ。 女の子が化粧によって全員美少女になるように、男は筋肉を増量することによって全員ハンサムになる。 よって筋肉を鍛えない男は常時すっぴんでいる女の子と変わらない。 常時すっぴんでいる女の子には…

アイルランドのメンズファッション事情に就て

ここの日記でも何度か言及した通り、アイルランドには男物の服屋が碌にない。 その代わりに、ジャージ屋さんは掃いて捨てるほどある。 彼らはマッチョなので、今日着る服を考える時間を筋トレに回してきた。 洞窟内に古くから生息する生物が視力を失うように…

武蔵野アブラ学会評

このあいだ、ついにブラックカードに昇格した。 ブラックカードとは、例の油そば屋「武蔵野アブラ学会」が提供している会員サービスの、ランクがブラックになった際に授けられる栄光の会員証である。 これを持っている早大生は、他の早大生から神、またはヤ…

学会GIRLに就て

諸君は「学会ガール」を知っているだろうか。 終電潰えし深夜0時以降、「武蔵野油学会 早稲田本店」を一人訪れ、黙々と油そば大盛りを貪る妖怪である。 その時間帯の武蔵野油学会、通称「学会」に集う者たちの多くは「孤独な男たち」である。 様々なものをか…

プリキュア論

おれが「プリキュア」を好きなのは、所謂「大きなお友達」的な理由によるものではない。 たしかにキュア・ブラックのムキダシハレンチなおへそに欲情することはあっても決して同人誌などに手を出すようなことはない。本当だ。本当かな? 何にせよ、おれが好…