尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

10分日記 クリエイティビティについて

風呂に浸かっている10分間で書ける日記を書こう。という企画です。

 

語りえぬ想いが高まって、何か創造的なことをしたいと思い、Apple Pencilを持ち、絵を描こうとしても、何も描けない。ピアノを弾いてみても、弾けない。リズム感が死んでいる。

 

何かを写生するのではなく、心の内にある風景を描いてみたい。風景は人の姿であっても構わない。ただ自分の中にしかない何かを表現したい。そういう憧れがある。

曲だって、既成の曲でいいから、自分の気持ちをのせてみたい。

 

できあがるものがつまらなすぎて泣けてくる。余計につらい。

 

良い絵画は、何かを描こうとしては決して描けない。描ける時というのは、決まって学校の授業中に無意識にシャーペンを突いて出るものであった。

 

ピアノを昔習っていた。楽譜も全く覚えていないが、左手も右手もメチャクチャな動きをしながらも、当時としてもなぜ弾けているのかわからないような曲が弾けたことがあった。

右手と左手がてんでバラバラのリズムで、どの音とどの音を同時に弾いているのかという意識が全くないまま演奏していた。

発表会の日にしても、そのなぜ弾けているのかわからない感覚のままだったので、妙な危うさを持ったまま演奏し切ったことを覚えている。

あれは何だったんだろう。