Black or White
こんにちは、ジョニー・デップです。
好きな日本語は「はにかみや」と「たそがれどき」です。
たしかに、この導入は一見非常にスベっているが、ほんとうに日本語を勉強中のジョニー・デップが書いていると想うと、結構面白い。
たまには無駄な想像力を働かせてみよう。
見慣れた日常に新鮮な面白さを見出せるかもしれない。
ラッキーアイテム: らっきょう
「アッ」と言っている間に授業が全部終わってしまったので、今は完全に暇である。
先週イタリアに行ってきた。
今回は観光というより完全にブァカンスの類いで、ローマをちらと観た以外はアマルフィ海岸でずっとchillして過ごしていた。
旅行記を書くほどのものではない。ただ単に楽しかった出来事ほど書くに値しないものはない。
アマルフィの日差しは獰猛で、私の透き通るように白かった肌を一瞬でこげパンにしてしまったのだった。
しかし、男は日に焼けていたほうが格好良いと、シブい男のためのファッション雑誌「LEON」で読んだ。
その雑誌においての解説の仕方はこうだった。
同じ服を着たモデルが色白と色黒で二人いて、色白のほうにはバツがつき、表情も「だめだこりゃ」みたいなカオをしているが、一方色黒のモデルの上には二重丸がつけられ、モデルのポーズも勝ち誇った雰囲気を出しているというようなものであった。
当時の私からしてみればどっちもオトコマエで格好良いのだが、シブい男のための雑誌「LEON」的には、「色黒いほうが絶対格好良いでしょ」と言わんばかり、それは自明の理であるかのように何の講釈もなかった。
そもそも「LEON」に載ってる服は一着10マンとかするし、銀座をGINZAと表記するし、感性がちょっとおかしいのだった。
とはいえ、飛び抜けた美青年でもない限り、真っ白の青びょうたんよりも色黒い肌色の男のほうが大抵の場合見栄えは良いことには、このディオも同意するところである。
マッチョが本番前に身体を焼くのは筋肉の見栄えが良いからである。
うちのお父さんもマッチョなので、天気の良い日には我が家のベランダで上裸になって日焼けを試みて、お母さんに怒られている。
ご近所から丸見えだからである。
たしかに「御宅の旦那さんベランダで体焼いてましたわね」と言われたらお母さん的にはイヤであろう。