僕に似合う髪型なんてありゃしないのよ
溜め息 (ハァ) 出ちゃうわ~
「ぼくB’z好きなんですよ」
「サブカル男子」に分類されても仕方ないような趣味趣向と見た目をしている矢吹氏、だがその実内面は誰よりも実直な、「王道男子」であった。
そしてB’zの魅力はその英雄性にあると矢吹氏は語る。
矢吹氏:圧倒的な歌唱力とマッチョなルックス、ロックでありながらポップなメロディ、ちょっとださくて誠実な歌詞....B’zはストレートに格好良いんですよね。王道を往きながら、万人を相手にする広い土俵で戦いながら、誰もに一流と言わしめる本当の実力。あくまでもストレート。英雄性とも言えるのかな、そういうところが本当に格好良いなと。
インタビュアー:フフw
矢吹氏:お前ーっ!!!
来週で授業は終わりである。
光陰が矢の如しすぎ。矢か?
留学に行く前、ある友人が僕にこう言った。
「あんまりかぶれて帰って来るなよ。帰ってきたら、髪型周り全部刈り上げの、ゴリゴリのマッチョとかになってたら嫌だからな。」
ゴリゴリのマッチョに関して、これは既に「手遅れ」である。
かぶれたとかそういうのではなく、鬱病を克服するために行ってきた運動の副作用により、ぼくはもう完全に「ラグビー部」の肉体になってしまっているので、華奢で美少年の矢吹氏の面影を心に宿して待つ日本の女性諸君には、ごめんなさいを言わざるを得ない。
次に刈り上げに関して、現在の矢吹氏の髪型、こちらである。
蓋を開けてみればこれでもかというほど刈り上げまくり、かり・あげ夫である。
しかも頭頂部を結ぶジャパニーズサムライゲイシャガールスタイル、麗しきますらおぶりである。
絶対に爆笑の渦が巻き起こるので、日本の皆に会うのが楽しみである。
実際には結構気に入っている。
今までどんな美容師にも見つけられなかったおれに一番似合う髪型、やっと辿り着いた思いである。
しかし当然のことながら女子ウケは全然だめであった。
しかしおれは言いたい。常識に捉われるなと。
これしきの髪型にびびっていて、なにが留学か。視野をもっと広く持たれよ。
思考停止的にリップスの胡散臭いカリスマ美容師なんぞにオーダーするのを止め、友達が陰毛を刈るのに使っているバリカンを使って自らの思うがままセルフカットするのだ。
それが留学、それが人生である。
迷走する心と髪型、失われ続ける社会適合力。
彼はどこへ行くのか、どこへ向かっているのか。
迷わず行けよ 行けばわかるさ
次回、人生の終止符編
5/26に帰ります。出来るなら少し東京に居たいので泊めてくれる山田を募集中。
以下家族のみんなへ
ニンテンドースイッチは買っておかなくて良いです。まだ様子をみます。