雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう
シャンシャンシャン……
アイルランドにも、9時間遅れでクリスマスがやってきた。
知っての通り、ヨーロッパのひとびとはクリスマスを家族でシッポリと過ごすので、みんな実家へ帰ってしまい、町中ストライキ状態である。
僕ももういい歳なので、クリスマスをひとりきりで過ごすからといって、雀から人間までのあらゆる恋人のつがいに対する嫉妬のあまり猛り狂ってオタクアニメを浴びるほど観たりすることもなく、平穏にいつもと同じようにまた一日を消化するだけだと思っていた。
しかし実際、家族から送られてきたクリスマスパーティーの様子や、静まり返った寮内を目の当たりにすると、やっぱり今日は特別な日であるような気がしてきて、いつも通りの気分というわけにはいかなかった。
何となく生きた人間が恋しくて、普段は見ないWEBライブ配信のサイトを開いてみたりした。
ずいぶん前に卒業したツイッターアカウントを呼び起こして過去の自分のツイートを眺めたりもした。
糞面白いつぶやきに溢れていて、なぜおれはアルファツイッタラーになれなかったのだろうかと疑問に思った。
あの頃のほうが日本文学に触れていただけあって言葉の扱いが今より上手だなんて思ったりしちゃったりした。(かわいい)
あとせいちろのアイコンに、かいつかみたいな顔をしたおれが一緒に写っていて嬉しかった。
そして桜餅のアイコンが「ペンパイナッポー桜餅」とかいうくそサムいのになってて、恥を知らんのかこいつはと思った。
SNSは害悪だが、後から見ると過去の自分がどんな思いで生活していたのかどんなメディアよりも如実に解っておもしろい。
おれは日に日に覇気を失ってつまらない人間になっているような気がしてならない。
このままでは青春を卒業してしまう!
青春を卒業した奴はそんなこと言わないのである。
そうでなくとも、いい加減レポートをやらないとお天道様に顔向けができんのである。
ここ最近は年明けの旅行について計画を練ったりしている。練りまくりである。
前回のパリ旅行で、一人旅も案外悪くないことがわかった。
既にスイス行きの航空券はとった。冬休み最終日までの9日間も滞在期間をとってしまい、チョット不安である。
余ったら全部スキーしようと思っている。
それから、アイスランドに行こうかどうか迷っている。
アイスランドは地球ではないので、公共の交通機関で観光地を回ることができず、ツアーを利用するより他ない。
そうすると莫大な旅費がかかってしまう。それこそレザーが買えるほどだ。
唯物史観が抜けないことにウンザリする。
幸せになる第一歩として、目に見えないものを信じられるか否かがある。
せっかくこのあいだアウトレットに行って、ヒステリックグラマーに激似なダウンとスキー場でしか着れないようなくそあったかいダウンを買ったので、寒いところに行きたいのである。
アウトレットはこの前少し触れた、キルデアヴィレッジのことである。
目当てのディーゼルの品ぞろえはゴミだったし、他のブランドも大したものは置いてなかったが、NAPAPIJRIとかいう聞いたことのないスキーウェアのブランドにココロオドル服が集中していた。
ウキウキで試着しまくってたら店員のおばちゃんが二つ買ったら値引きするよと教えてくれた。
面倒を見てもらっているうちに、「明日から私クリスマス休みだから」というよくわからない理由でバンバン値引きしてくれて結局牛丼代ぐらいになった。
女性もので良いのがあったから、試着させてもらおうとしたらLサイズでも着れなくて、「このあたりがきつい」と不本意ながら自らのマッチョぶりをアピールするイヤな男になってしまった。
こんな男にはなりたくなかった。
今は筋トレも三日に一回ぐらい行くようにしている。
冬休み期間中はボクシングクラブがない。
冬休み前最後のクラブでは、マウスピース持参勢しか残っておらず、一度スパーリングでマッチョな黒人に軽くパンチされただけでふっとんでしまった。
テスト期間で人が少なかっただけだと思いたい。
この留学プログラムは、分類上CSと呼ばれるものなので、語学研修が中心のカリキュラムになることを想定していた。
しかし実際の内容は、現地学生とほとんど同じ授業を受けるという意味で、EXと呼ばれるプログラムとほとんど変わりない。
御託はケッコウ!
何が言いたいかというと、レポートをやりたくないのである。
年賀状とか書きたい。
正直言ってもうクソめんどくさい。
めんどくさいなんてもんじゃない。
ウンコウンコ、と言った感じである。
文学部のレポートしかやってこなかったので、ちゃんと調べて何か書くタイプのレポートでは2000字を埋めることさえできない。
文学部はアホなので、川柳とか書けば通る。
冷戦で 国際緊張 張り詰める
これで2単位くる。ちょろい学部である。
アイルランドにも、9時間遅れでクリスマスがやってきた。
知っての通り、ヨーロッパのひとびとはクリスマスを家族でシッポリと過ごすので、みんな実家へ帰ってしまい、町中ストライキ状態である。
僕ももういい歳なので、クリスマスをひとりきりで過ごすからといって、雀から人間までのあらゆる恋人のつがいに対する嫉妬のあまり猛り狂ってオタクアニメを浴びるほど観たりすることもなく、平穏にいつもと同じようにまた一日を消化するだけだと思っていた。
しかし実際、家族から送られてきたクリスマスパーティーの様子や、静まり返った寮内を目の当たりにすると、やっぱり今日は特別な日であるような気がしてきて、いつも通りの気分というわけにはいかなかった。
何となく生きた人間が恋しくて、普段は見ないWEBライブ配信のサイトを開いてみたりした。
ずいぶん前に卒業したツイッターアカウントを呼び起こして過去の自分のツイートを眺めたりもした。
糞面白いつぶやきに溢れていて、なぜおれはアルファツイッタラーになれなかったのだろうかと疑問に思った。
あの頃のほうが日本文学に触れていただけあって言葉の扱いが今より上手だなんて思ったりしちゃったりした。(かわいい)
あとせいちろのアイコンに、かいつかみたいな顔をしたおれが一緒に写っていて嬉しかった。
そして桜餅のアイコンが「ペンパイナッポー桜餅」とかいうくそサムいのになってて、恥を知らんのかこいつはと思った。
SNSは害悪だが、後から見ると過去の自分がどんな思いで生活していたのかどんなメディアよりも如実に解っておもしろい。
おれは日に日に覇気を失ってつまらない人間になっているような気がしてならない。
このままでは青春を卒業してしまう!
青春を卒業した奴はそんなこと言わないのである。
そうでなくとも、いい加減レポートをやらないとお天道様に顔向けができんのである。
ここ最近は年明けの旅行について計画を練ったりしている。練りまくりである。
前回のパリ旅行で、一人旅も案外悪くないことがわかった。
既にスイス行きの航空券はとった。冬休み最終日までの9日間も滞在期間をとってしまい、チョット不安である。
余ったら全部スキーしようと思っている。
それから、アイスランドに行こうかどうか迷っている。
アイスランドは地球ではないので、公共の交通機関で観光地を回ることができず、ツアーを利用するより他ない。
そうすると莫大な旅費がかかってしまう。それこそレザーが買えるほどだ。
唯物史観が抜けないことにウンザリする。
幸せになる第一歩として、目に見えないものを信じられるか否かがある。
せっかくこのあいだアウトレットに行って、ヒステリックグラマーに激似なダウンとスキー場でしか着れないようなくそあったかいダウンを買ったので、寒いところに行きたいのである。
アウトレットはこの前少し触れた、キルデアヴィレッジのことである。
目当てのディーゼルの品ぞろえはゴミだったし、他のブランドも大したものは置いてなかったが、NAPAPIJRIとかいう聞いたことのないスキーウェアのブランドにココロオドル服が集中していた。
ウキウキで試着しまくってたら店員のおばちゃんが二つ買ったら値引きするよと教えてくれた。
面倒を見てもらっているうちに、「明日から私クリスマス休みだから」というよくわからない理由でバンバン値引きしてくれて結局牛丼代ぐらいになった。
女性もので良いのがあったから、試着させてもらおうとしたらLサイズでも着れなくて、「このあたりがきつい」と不本意ながら自らのマッチョぶりをアピールするイヤな男になってしまった。
こんな男にはなりたくなかった。
今は筋トレも三日に一回ぐらい行くようにしている。
冬休み期間中はボクシングクラブがない。
冬休み前最後のクラブでは、マウスピース持参勢しか残っておらず、一度スパーリングでマッチョな黒人に軽くパンチされただけでふっとんでしまった。
テスト期間で人が少なかっただけだと思いたい。
この留学プログラムは、分類上CSと呼ばれるものなので、語学研修が中心のカリキュラムになることを想定していた。
しかし実際の内容は、現地学生とほとんど同じ授業を受けるという意味で、EXと呼ばれるプログラムとほとんど変わりない。
御託はケッコウ!
何が言いたいかというと、レポートをやりたくないのである。
年賀状とか書きたい。
正直言ってもうクソめんどくさい。
めんどくさいなんてもんじゃない。
ウンコウンコ、と言った感じである。
文学部のレポートしかやってこなかったので、ちゃんと調べて何か書くタイプのレポートでは2000字を埋めることさえできない。
文学部はアホなので、川柳とか書けば通る。
冷戦で 国際緊張 張り詰める
これで2単位くる。ちょろい学部である。