尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

すんこうさい

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高校二年生の頃、文化祭のポスターおよびパンフレットの表紙を任された。

右上のきざなキャッチコピーは私の考えたものではない。

小学校からの内部生であった私は、小学生時代に培った「絵の上手なおすぎ(小学校時代のあだ名)」としてのコネにより、誠にありがたいことだが、この役割に抜擢された。

同様にして中学の文化祭でも表紙を務めたが、そちらは完全に「銀魂」のパクリでしかなかったので掲載はしない。

中学の生徒会諸君には、せっかくお仕事をもらってあんなしょうもないものを描いてしまって申し訳ないとしか言いようがない。

そういえば、幼稚園の卒業パンフレットの表紙も私の絵が使われている。

将来の夢というテーマで宇宙飛行士の絵を描いたが、おれは今こんな有様である。




さて、パンフレットの中身にも、私の手掛けたものが幾つか載っている。

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これは、クラスパフォーマンスの紹介である。

我々2Eは、男子がマイケル・ジャクソンを踊ったのである。

そして女子がAKBを踊ったので、申し訳程度の前田敦子要素をMJの顔面に取り入れてこのポップが完成したのであった。



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これは、友人のかいつかくん率いる伝説のバンド「デトロイト・メタル・ピーナッツ
」の広告である。

「初めてのライヴでめっちゃ緊張してます…」などと言っているが、本番では「天体観測」のイントロで一般層を引き込んでおきながら、演奏するのはディル・アン・グレイというあくどいパフォーマンスを行った極悪バンドである。

一般ウケはゼロに思えた選曲であったが、けっこうみんな盛り上がっていた。



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最後に、これは我が美術部の広告である。

部長として描かなければいけなかったのだが、やる気がなかったので、廃部寸前の書道部のようなものとなってしまった。

というかそもそも私は、本当の芸術に広告は必要ないという主義なので、実物で勝負したかったというワケである。




ちなみに、パンフレット中では八面六臂の活躍を見せた矢吹氏であったが、実際の文化祭はというと、根暗なために楽しみ方がよくわからず、同じような非生産的な友人と無為に過ごして終わったのであった。