高1の夏
我が家のスキャナーちゃんが小さいため無理矢理分割してスキャンしたらこのようなツギハギで隙間が空いてしまった。
加えて泣きたくなるほど面倒だったので2枚目は普通にiPhoneで撮影しました。
実はわたくし、高校1年生の頃、東京芸術大学を夢見て、東京の造形学校の夏期講習に参加していたのであった。
どちらも平面構成という、デザイン科志望者向けの授業で描いたものである。
平面構成とは、上で言うと折り紙や電球のような身近なものを、画用紙の上で自由に組み合わせて写実的に描くというものである、少なくともそう教わった、詳しくは知らん。
アクリル絵の具でムラなく丁寧に描くということを初めてしたので、忍耐が要った。授業でなければとても描こうとは思わない類の絵である。
結局、中途半端にお勉強ができたので、安全策をとって普通の大学を目指すことにしたが、東京芸大でなくとも、美大に進学していたらと思うとことは、今でもたまにある。
しかし、このあいだ妹の学園祭に行って、やっぱりおれに高校は無理だったなと再認識したこともあり、今ある道がすべてであると、そう思わざるを得ないところもあるのである。