尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

授業は進む、されど解らず

今日は「Introduction to Law」と「Introduction to International Relation」の授業を受けた。
「解るわけないじゃないか」と思った。
どういう心持ちで授業に臨めば良いのかわからん。
フィーリングで法学が理解できてたまるか!と司法試験の闇に呑まれし飾磨は言うだろう。
まったくそのとおりである。
日本語ですら理解が難しいのだから、況や英語では太刀打ちできるはずもない。
イヤ~~~~~参った参った。そなたの米だ、どんどん食え。

現実逃避も兼ねて同じコースの早稲田生とIKEAに行った。
IKEAはワールドワイドである。
留学帰りで何かを勘違いした海外かぶれの大学生がイケアを「アイケア」などと呼ぶ怪奇現象はそのために起こる。
和製英語の存在する単語を日本語圏内において英語で発音するなど、愚の骨頂、「ビール」のことを「ビア」と言うに等しい不可思議さである。
おれはそういう調子こいた輩にやたらと厳しかった。

中途半端に風邪気味なせいで行動を縛られるのが腹立たしかったので、もう知らん、行ったれ!と思って行ったが、ずっと立っているうちに案の定具合が悪くなった。
掛け布団を15ユーロで購入した。
なので今夜からあったかあったかである。

その後は例の倒れた友人を見舞いに行った。
検査、手術ともに未だなされぬと聞き、異国の病院へ入院したるはさぞ心もとなかろうて、励ましむなしく、隔靴掻痒の感、推して知るべし。
しかし見るからに落ち込んでいたわけでもなく、おれたちの訪問に応えるその様は健気であった。
付き添いに叔父が到着したことで、いくらか気も楽になっていれば良いが。
彼の回復は心より祈るとして、自分は自分の毎日に活力を絶やさぬように努めねばなるまい。

晩飯はサイコロステーキ丼(レッドロックリスペクト)にした。さすがに親子丼に嫌気がさしたか。
「嫌気がさしたか」ではない。当たり前だ。とうにさしまくっている。
爪切りをなくしてしまって、爪が切れずに気持ち悪い。
右のズンドコではジャクソン5が流れている。