尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

センター試験レポ

今日は待ちに待ったセンター試験

昨夜はアラームをエースコンバット6のテーマでセットして寝た。
あの曲は気分を高揚させるのにうってつけである。
大太鼓(たぶんほんとはもっとかっこいい名前の楽器)となんか弦楽器がグワッッとこう、すごいんだ~
あれでばっちり目が覚めて
じっぷでませた小学生が黒歴史を創生してるのを一瞥して俺は「スピードマスター30日完成世界史」を始めた。
これは直前にその場しのぎの知識を得るのにうってつけである。

私にしては極めて稀なことに余裕をもって家を出ることに成功した。
その間私の心に対して今日がセンター本番であることを二三度問いかけたが特に緊張している様子はなかった。

治水ーーーー

↑心が平静な様を表した文学的センス溢れる一言
状況がよくわかっていないのかもしれない。そのうち慌てふためき出すことであろう。
そこで私はエリザベス(音楽プレーヤーの名前)を自宅に置き忘れてしまったことに気づく。(伏線)
鳥に帰るのもアレなので(進化論的に)そのまま馬を走らせた。
車の中では文化史を詰め込んでいた。
これはぼくの持論だが文化史は覚えてもすぐ忘れるので直前にこうしてその場しのぎに一回詰め込むのが最も効果的だし、教育に一番効くのは痛みだと思う。

会場につく間、何人かスンコウセイを見かけたがこちらはまごうことなき私服の浪人生面だったので声はかけなかった。びっくりしちゃうからね。
門のところでキットカットと共にチラシを配る者がいたのでありがたく頂戴した。(後に判明したことだが、私はこれを食べていない)
一秒間に40回のペースで念入りに教室の番号を確認した。
周りはどいつもこいつも鼻垂れの小僧っ子ばかりで知ってる顔はいなかった。鼻水はきちんと拭け。

初めてセンター試験なるものを受けてわかったのが、それほど緊張はしないことと待ち時間がクソなげえということだ。
ソワソワしてしまうだろ。
椅子も鋼鉄のように硬いから座布団を持ってきてバッチグー(正解)だった。
世界史と国語の前はみっともなく参考書をギリギリまで見てたが英語に関しては暇人すぎてツイッターを眺めていた。
リア友ツブヤーカーは誰も呟かない。なにやってんだよこんなときこそつぶやいていけよ。
センター試験を受けた人でTLにいたのは元DOKATAの尻毛ゴリラさんだけだった。
彼はもう立派な成人男性なのだが完全に、それこそ完全に冷やかしで受験しに来ていたらしい。
なんかお酒飲んでマークができないとか言ってたし俺の隣じゃなくて良かったと思った。
是非私も大学に受かった暁にはこういうことをしてみたい。

それよりなにより俺が一番言いたいのは物申す物申したのはあのサイレンよ。
あれ俺の受けたとこだけかも知らんが試験終了時にものごっつでばらっしゃい音でBe~~~~~じゃない(アイフョーンの変換で第一候補がこれだった)ビーーーーーーーーッッ!!!!!ってゆうの。
俺はもう普段好きなものしか食べないし知らない人とも話さないthe best of 小心者なのだからそれがけたたましく鳴き叫ぶたびに身体がブルルッってなるのだ。
心臓にも悪いし格好も悪い。
だがあの音色の「解答止めッッッッ!!!」感は圧巻だね。範馬勇次郎の怒号のごとくなり。

そうだ肝心の試験内容はというと、一言で言えば国語が死の忘却を迎え入れたということだね。
過去問を解いてる時にうすうす感づいてはいたんだけど古文には俺の解ける問題と解けない問題があるんだよな。
そのうちの解けない問題が出てしまったというワケ。
源氏物語っていうやつ、これ読んだことある奴いるんじゃねえか嫌だな~ブッ殺したいな~と思いながら解いてた。いや解けなかった。
私の愛用してるこの読み解き古文単語やってる時も思ったけど源氏物語は難しい。俺は、俺はだな、誰だったかこれを書いた奴は、紫式部か?そいつをだなブッ殺してやりてえと思った。

他に特筆することといったら英語の制限時間終了間近で間違いに気づいて替えようとしたら途中でまたあのビィーーーーーーーッッ!!!って範馬勇次郎が叫ぶからびっくりいしてその場でバック宙してしまったというよくある話しかないです。
あとリスニングにPatが出た。名前を聞いただけで戦慄してしまった。ヴォルデモートかよ。

帰り道はセンター試験ってレベルじゃねえぞ!という声が何処からか聞こえてきそうな混みっぷりでこの時ほど自分がソニック・ザ・ヘッシホッグのように丸まって敵をなぎ倒しながら転がれないことを悔やんだことはありません。
傍にJKの一人や二人いようものなら私の心も癒されたものをあろうことかアニメイト池袋店の話をしているキモオタブラザーズしかいなかったものですから私はとてもかなしく、かなしく思ったのでありました。

こう見えて結構ショックを受けているのがおわかりいただけるだろうか。
国語はきっとそりゃもう酷いものだろう。
センター利用でマーチを確保するという淡い希望もパーというワケ。
緊張もしなかったし周りに変なの(しゃっくりが止まらないクソガキはいた)もいなかったし完全に実力が不足していたことが露わになってしまった。

俺は....俺は...古文マスターになる....!

追記:英語世界史上出来、古文5点ですべてが台無し 俺を慰める者はなし