尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

布団が吹っ飛んだ(一年ぶり二回目)

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しかも隣のビルの電線に引っかかってしまった。なんであんなところに電線引いてんだ!倒産しろ!
参った・・・
落とした瞬間、路上にいた三人組の女子大生は、「あ~あ」という同情と諦観の眼差しを残して行ってしまった。
ちくしょうと思って急いで階下に降りて見てみたら、思ったより引っかかっている所が高くてジャイアント馬場の二三人はいないと届きそうもなかった。こんな時にタケヒロがいれば!(身長3mを誇る大学の友人。中国に留学中)
よく見ると、その隣のビルとの間はどうやらウチのマンションの住人が物を落として取れないゾーンとして幅を利かせているらしく、誰かの汚いパンツと、なくしたと思って諦めていたおれの布団叩きも落ちていた。おれの布団叩き!こんなところに!
感動の再会である。というか物落としている奴大体おれである。

とりあえず下に降りたはいいが、手も足も出ないので、しばし茫然自失としていた。その間、マンションの前はたくさん人が通って恥ずかしいので物陰に隠れて茫然自失としていた。
もうどうしようもないので、風速5万メートルの強風が吹く日を気長に待つことにして部屋に帰ることにした。
そしておれは鍵を忘れてきてしまったことに気づいて再び茫然自失とした。
ウチのマンションはオートロックなので、鍵を持たずに外へ出るとおうちに帰れないのである。これはコンピュータの反逆である。
オートロックでない、ゴミ置き場のほうの鉄格子状の扉が開かないかと思って、鉄格子の間に手をつっこんだところ、後ろから鍵を開けることに成功した。
自分の住むマンションのセキュリティのガバガバさと、自分の腕の細さにダブルショックを受けた瞬間だった。
今日から前腕の筋トレを強化しようと思った。
そして今度締め出されたら、ケンシロウのように筋肉によって鉄格子をこじ開けることを誓ったのであった。
ともあれ無事に自室に帰ることができてホッとしたものの、当初の問題は全く解決していなかったのであった。
木曜日は雨らしいので、それまでに台風が来ないとあの布団はオジャンである。というか台風が来てもその時点でオジャン間違いなしである。大方の台風は雨も降るのである。
電線をブーメランで切断するか、一か八かベランダから飛び降りて布団を掴み、それをクッションにして着地するぐらいしか解決策が思いつかない。
おれはどうしたらいいんだ。