尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

いつも何か足りない一人暮らし

一人暮らしは、いつも何か足りません。
というのは、生活に必要な全ての備品、いわゆるフライパンに始まる調理器具から寝具まで、それらがコンプリートされることは決してないのです。
したがって、いつもいつでもどんなときでも、生活をしていてどこか不便です。
ベッドと椅子のキャスターはどちらもブッコわれているので気を抜けば転倒しますし、ヤカンがないので、お茶をつくるときもあぶらぎった鍋でお湯を沸かさねばなりません。ちなみに洗剤はあります。大学入学の頃かったやつがまだあります。
鍋で一度に大量のお湯を沸かそうとすると、物凄い吹きこぼれるのをご存知でしょうか。そのせいで、わたくしのIHは、吹きこぼれたお茶にその他日頃の生ゴミが溶けていつも沼のようになっています。
いつかのアメ・トーーク「一人暮らし芸人」で有吉が言っていた「ご飯粒おきおき(落ちているのには気づいているが、拾うまでもない米粒)」は実在します。またその亜種として他にも「コーヒーの粉おきおき」や「シケモクおきおき」なども存在します。
トイレの便座ははがれているし、風呂場のラックは吸盤が馬鹿になって洗面台の中へ洗面用具もろとも落下したままです。
電球が切れたので、ドン・キホーテに150円ぐらいの一番やっすいやつを買いに行ったら、せつなくなるほど暗い電球でした。山梨にはトライアルという激安の殿堂(山梨版)があるのですが、そこは電気代の節約なのかどうか、いつもなんだか店内が薄暗かった。それを思い出しました。