尾ひれ100%ブログ

服に7つのシミを持つ男プレゼンツ

負けないで

ぼくは「ZARDの人」こと坂井泉水(「絶対に終電を逃さない女」こと朝日泉水ではない)が好きなので、LINEのホーム画面にしたりでかいポスターを下宿の壁に貼り付けてたりしていたほどなのですが、ZARDの曲自体はあまり好きじゃない。
なのでカラオケではPV付きのZARDの曲を選んで、歌わずに眺めるという時間がたまにある。
結構気持ち悪い時間だと思う。

度々、留学と受験、どっちが大変かと考えるのですが、毎回受験のほうが絶対楽だった!という結論に至ります。
絶対その結論に至るのですが、度々考えずにはいられないんだね。
受験の何がいいって、一人で家で勉強していればいいということ。今思えば、こんなに楽なことはない。
しかも勉強した分がわかりやすく結果に出る。
留学は、何をしたら効率的に結果に結びつくのかわかりにくいし、向上するビジョンが描けない。こんなに辛いことはない。
今している生活、これがすべて留学の一部であるというプレッシャーが常にまとわりつく。
こんなことしていていいのかなという思いがいつもあって気が休まらない。
日本語に触れてはいけないような気がして、おちおちB’zも聴けない。(「BAD COMMUNICATION」のみ、E-styleに限って可)

今日は暇でした。ひまわり!
留学は暇が多い。暇をいかに健全に潰すか、そしていかにその暇つぶしに英語を絡められるか。
授業は今のところ月~金の8:50~12:50までしかないので、365日24時間暇である。
先週の土曜は早稲田のプログラムで、雨の中変な庭と陰気な墓に連れ出されてうんざりだったが一応暇は潰れた。
日曜は余計に晴れたので、海を抱きしめに海岸まで行き、Howthという半島へ一人小旅行することで頑張って暇をとっちめました。
やはり観光の良さがおれにはまったくわからない。温泉以外の旅行に行きたくない。
今日も余計に晴れてしまったし、昼飯を調達する必要に迫られたこともあり、昼頃から市街に出かけました。
市街の飯屋は、ハンバーガーチェーンかパブか、エセアジア料理屋ぐらいしか選択肢がないので、ちょうどいいレストランを見つけることが難しい。
結局バーガーキングをステファンズグリーン公園で食べた。ハンバーガーばっか食っている。
その後は古着屋とかあればなと思いながらぶらぶら散策した。
すると何とかマーケットとかいう、サブカルな出店が並ぶ20mほどの小通りを見つけた。
おれは「ダブリンの中野ブロードウェイ」と命名した。
日本のオタクグッズを扱う店やインド服屋、ヴィンテージレコード店、古着屋も二つほどあったがいずれも商品の多くが女性向けであった。
アイルランドの男はファッションに無頓着なようで、ランニングシューズにジャージといった「体育教師かな?」みたいな男が多い。おれが知らないだけで、突発的に運動会が度々開催される文化があるのかもしれない。
テーラードジャケット」を着ている若者はまずいない。
たしかにこちらの男たちはどう転んでも、その恵まれた体格と顔面遺伝子によりだいたい見た目格好良いので、機能性に走る傾向は理解できる。雨も多いし。
だがその異文化の中おれはあえてドレスシャツにテーラードジャケットを着込み、まったくストレッチしないジーンズと革靴でダブリンを闊歩していくから安心してくれ。
また、ダブリンは靴屋が充実しているように思える。
特に革靴・ブーツは、男向けも面白いものがいくつか見つけられた。
そういえば、革鞄の専門店を水曜日見つけた。
おれはそこで爺さんか婆さんしか背負わなさそうなリュックを購入した。ちょっと怯む値段だったが、満足している。

ダブリン、バスがストライキ起こしたり、魅力のない町だが元気に暮らしていこう。
明日は寮に引越しだ。